欧州旅行からは水曜日に戻り、その後金曜日には両親が日本へ向けて発ちました。
3週間弱にぎやかに過ごしていたのに、急に静かな二人の生活に戻ってちょっと気が抜けちゃった感じ・・・。
とはいえ、週末のイギリスはすっかり夏の陽気・快晴で、ガーデニング&BBQを楽しみました!
これからしばらくは両親滞在記をお届けする予定ですが、今回はその第一弾で「
グラストンベリー寺院」を訪れた時の話。
グラストンベリーというと、あの有名な音楽フェスを思い浮かべる方が多いと思いますが、意外と観光地としての見所もあるのです。
Glastonbury Torという塔がたつ丘に行こうとしたら、曲がるべき道を見逃してしまったので、今回はAbbeyのみ見学(→あっさりあきらめすぎ!?^^;)
グラストンベリー寺院はもともと7世紀に建てられたそうですが、11世紀のノルマンコンクエストの時代に占拠され、その後ノルマン人によって増築されさらなる繁栄を極めます。
しかし1184年の大火災によって大きなダメージを受けます。再構築の経費を信仰者からの寄付で捻出するため、この寺院に埋められていると信じられていた伝説の
アーサー王の骨を掘り起こしたりしたそう。
その後も修復・改築などで手を加えられましたが、16世紀にヘンリ8世が失墜するとともに寺院も急激に衰えていき、現在はこの廃墟跡が残るのみとなっています。
とにかく遺跡や廃墟好きにはたまらないところ。
ウンチクぬきにしても、そのスケールの大きさに圧倒される、ちょっとどこか神秘的な場所でした。
*こちらの寺院は映画『ダヴィンチ・コード』でキーワードだったホーリー・グレイルなんかにまつわるエピソードもあるそうなので、興味がある方はウィキペディア等でチェックしてみてください。
伝説や遺跡もいいけど、最後はやっぱり食い気!(笑)
敷地内にある仮設のような休憩コーナーだったのでまったく期待してなかったのですが、スコーンにはちゃんとクロテッドクリームがついてきたし、コーニッシュパスティー(ジャガイモとお肉入りのパイ)もなかなか美味しかったですよ♪
この後はグラストンベリーから近く(車で10-15分位)の「ストリート」という名の町にある
アウトレットで、おみやげや欧州旅行用の冬服など、大豊作のショッピングを楽しみました♪