リスボンの観光名所が揃っているベレン地区2は、前回ご紹介した『ベレンの塔』とともに世界遺産に登録されている『
ジェロニモス修道院』です。
大航海時代の富をつぎ込んで建築され、マヌエル様式の最高傑作ともいわれる建物です。
そのたおやかで優美な佇まいは、他の修道院とは一線をかくす華やかさがあります。
ヴァスコ・ダ・ガマによるインド航路開拓及び、エンリケ航海王子の偉業を称え1502年にマヌエル1世によって着工。
1511年に回廊など大部分が完成したものの、その後、マヌエル1世の死やスペインとポルトガルの同君連合による中断等もあり、最終的な完成には300年ほどかかったそうです。
どこか女性的な曲線と装飾が見事
中庭
中庭の噴水
回廊(かなり混んでいたのですが人がいない瞬間に激写^^)
せっかくだからディテールまで観察
柱のひとつひとつとってもそれぞれに手の込んだ彫刻が・・・
光の加減で色を変える石灰石(バースも蜂蜜色の石灰石の建物が有名ですが、こちらのはちょっとピンクがかって可愛らしい雰囲気)
回廊のアーチから眺めた中庭
ぼーっと眺めていたかったけど、弾丸トラベラーにはそんな余裕はない!(笑)
修道院内部に続く階段
修道院内部(2階)
ステンドグラス
ステンドグラス(アップ)
修道院内部(1階)
西門
実はベレンに到着したときにこの修道院前に大行列が見えくじけそうになったものの、『ベレンの塔』でチケット購入時に修道院との共通券を発見!
『ベレンの塔』はそれほど混んでいなくて数分でチケットが買え、あとで修道院に戻ったときにもまだまだ行列があったけれど入口で共通券を見せて並ばすに入れたので、弾丸トラベラーにはありがたい時間節約でした♪
ジェロニモス修道院を後にし、リスボン銘菓エッグタルト(パステル・デ・ナタ)の元祖のお店
Pastéis de Belémへ、修学旅行生が大勢いて行列が・・・
・・・と思ったらただ店先に立っているだけだったようで(笑)、さほど待たず元祖エッグタルトを購入♪
焼き立てをひとつほおばるとパリパリのタルト生地とまだ温かいカスタード部分のハーモニーが絶妙で、本場の味は格別でした!
発見のモニュメント、4月25日橋、ベレンの塔、ジェロニモス修道院、元祖エッグタルト店と、ベレン半日観光中は一度もお茶休憩せず、気がついたら朝食後このお店まで何も飲まず食わず状態でした(笑)。
次回はリスボンの中心部に戻って、さらなる弾丸観光です♪