地中海ホリデー11(旅行時期は2008年10月)、このシリーズもいよいよ最終回です(有言実行できて、ほっ)♪
1~10をまだご覧になってない方は下記リンクからどうぞ♪
「ゴゾ島到着・地中海ホリデー1」
「ゴゾにある世界遺産・地中海ホリデー2」
「ギリシア神話の洞窟とゴゾのビーチ・地中海ホリデー3」
「ゴゾの大要塞チタデル・地中海ホリデー4」
「ゴゾの首都ラバト散策・地中海ホリデー5」
「ゴゾの海辺で旬の魚ランチ・地中海ホリデー6」
「ゴゾの『青の洞窟』・地中海ホリデー7」
「マルタのホテルへ・地中海ホリデー8」
「マルタのSliemaと噂のウニ・地中海ホリデー9」
「マルタの首都ヴァレッタとスパ三昧・地中海ホリデー10」
今回は世界遺産ヴァレッタ(Valletta)市街観光の続きで、マルタ騎士団総長館を訪れたところから。
1571年に
聖ヨハネ騎士団(現
マルタ騎士団)の本拠地がヴィットリオーザ(Vittoriosa)からヴァレッタに移った後、1798年にマルタがナポレオンによって占拠・騎士団が追放されるまでの間、騎士団総長が代々ここを住まいとしました。1800年に英国が占領、その後マルタが英領だった時代には、英総督邸として利用されたこともあります。
現在はマルタ共和国大統領府とともに、議会がおかれているのだそうです。
騎士団総長館武器庫(Palace Armoury)↓との共通チケットを購入したので、そちらも見学。
私はなんとなく中世ロマンを感じたかな~(笑)程度の感想しかないのですが、鎧兜が好きな男性、中世の歴史に興味がある方にはきっと観る価値があるところなのでは。
あまり興味がなかった私ですが、せっかくだからと観ているうちに兜にもいろいろな表情があることに気づき・・・
なかなか愛嬌があるでしょう?
・・・当時は命を守るための防具だったのだから、そんなこと考えて作ったわけではないのでしょうが(^^;)
騎士団総長館を後にし、再びヴァレッタの街を歩いてみました。
ヨーロッパならではの趣がある古い街並み。
でもついつい見つけてしまう意外なものも・・・
日本製ショベルカー・・・・・・・・・・・・・・・・・そして、なぜか↑ひげおやじ!?
さて、滞在ホテルがあるセントジュリアン(St Julian)に戻ってマルタでの最後の晩餐です。
ホテル近くのカジュアルなトラットリアでステーキとシーフードピザ。
ステーキはご覧のようにゲンコツみたいだったしピザは塩味が強すぎたけど、つけあわせのフレンチフライを茹で野菜にしてもらえないかとお願いしたら、どうも近くのスーパーまでわざわざ野菜を買出しにいってくれたようで、そのおもてなしになんだか心を打たれました。
こんなエピソードも旅の想い出に加わり、マルタ&ゴゾの旅は終わりを迎えることに。
イギリスに戻る日に部屋の窓から見えた朝日も美しかったなぁ。
青い空と青い海を眺めるだけでなく、アラブとヨーロッパが混在する文化に触れ、世界遺産、古代遺跡、中世の建築を見学、豊富なシーフード料理を堪能・・・と多様な楽しみ方ができるマルタとゴゾ。
私の「またいつか訪れてみたい場所リスト」にしっかり追加されました。
長いこと地中海旅行記につきあってくださった皆さん、ありがとうございました♪
追記:この記事は「トリップアドバイザー」日本版の
マルタ島 バレッタの観光ページと、
バレッタのホテルのおすすめブログとして掲載していただきました。